大学生の短距離メイン競馬予想

予想をつらつらと。マイル以下が好きなので主にマイル以下を予想します。

12/5 金鯱賞(GⅡ)予想

中京開幕週です。馬場を読むのが難しいですが、中間の降雨の影響はほとんどないんじゃないかな、と思います。ペース次第では速いラップも計時されるでしょう。


展開ですが、逃げ馬がいないのでスピードの違いでクラレントとミトラが前に行くとします。ミトラは番手を確保したいでしょうから、外のクラレントを見ながら番手。クラレントがそこそこのペースで引っ張り、仕掛けを遅らせてラスト2F最速、ラスト1Fは12秒台まで落ちる想定でいきます。ラスト2F地点での加速と、ラスト1Fで差し込める持続力をもつ馬を狙います。


◎マジェスティハーツ

○ミトラ

マイネルフロスト

△ベルーフ

サトノノブレス

△ディサイファ


◎マジェスティハーツ

3歳時はキレる脚を武器にしていましたが、古馬になってからは序盤ペース的に無理をしなければポテンシャル勝負でもいい脚を使えるようになってきました。今年の鳴尾記念では59.5-59.3とミドルペース、ラスト4F11.9-11.8-11.5-12.1という流れを中団追走、ラブリーデイには届かなかったもののポテンシャル戦の小倉記念を勝ったアズマシャトルを楽に交わしての2着。中京2000は開幕週といっても恐らくラスト1F落とすはず。早めに抜け出したクラレントやミトラを目標に、バテ差し嵌れば。


○ミトラ

前走の福島記念、60.3-62.2とハイペース、12.1-12.6-12.0-13.1の流れ、中団前目につけて直線で先頭、ヤマカツエースには競り負けたものの、ハイペースを追走してなお加速することができました。高い基礎スピードと前々から加速できるギアチェンジが武器の総合力タイプです。どちらかというと高速馬場のほうがよさそうなのでやや評価は落としましたが、ここでも上位なのに変わりはありません。


マイネルフロスト

トップスピードの持続力が非凡な馬で、毎日杯やダービーでも見せてくれました。一方で4走前の福島民報杯はややタフな馬場のポテンシャル勝負でしたが、前々から押し切る強い競馬でした。ポテンシャル面を見せましたが、重賞ではポテンシャル勝負では少し足りないようです。

中京2000はペースが上がりにくく、いいポジションもとれそうなので、ミトラの直後くらいを狙って、ラスト1Fでのバテ差しに期待です。


△ベルーフ

小倉記念はやや抜け出しが早くてアズマシャトルに目標にされた感はありますが、ポテンシャルを見せました。しかしまあアズマシャトルに差されるレベルのポテンシャルではあるし、今回ラスト2F地点でややトップスピードを問われそうで、ギアチェンジ能力に乏しいこの馬はワンテンポ仕掛けが遅れると思われるので、ここは評価を落としました。


サトノノブレス

ポテンシャル面では高い能力を持っています。昨年の小倉記念もラスト1F大きく落ち込む展開で差し込み勝利。ただちょっと追い切りが個人的に気に入らなかったので評価を下げました。 


△ディサイファ

アチェンジ能力が乏しい馬です。昨年はマイネルミラノの早仕掛けによってロングスパート戦になり、ギアチェンジが必要なかったのは大きいです。今回は前がコントロールする流れになりそうで、仕掛けがワンテンポ遅れてしまいそうです。それでもラスト1Fの差し込みは驚異で、最上位の一頭に違いありませんが、ここは評価を落としたいと思います。