大学生の短距離メイン競馬予想

予想をつらつらと。マイル以下が好きなので主にマイル以下を予想します。

阪神10R クリスマスキャロル賞(1000万下)予想

阪神ダート右1400m

馬場想定:重〜不良


展開は内からスパイラルステップ、芝スタートなのでプレシャスルージュ、そしてその外からリリーウイナー、ブライスガウ、アキトクレッセント、ナムラボルトなどが出していくかと思われますが、リリーウイナーがテンの速さでハナに立つのではないでしょうか。2〜3列目争いが白熱しそうです。前後半3F34.0-37.0〜37.5くらいのハイペース消耗戦を想定します。


ブライスガウ

◯パッシングブリーズ

▲アキトクレッセント

△プレシャスルージュ

△エイムハイ

△リリーウイナー

△スパイラルステップ


ブライスガウ

前走は標準馬場の京都ダート1400、11.8-10.9-11.6-11.9-12.7-12.5-12.8  34.3-38.0のハイペース消耗戦。これを先行し、後に1000万を勝ち上がる2着コウエイエンブレムと頭差の接戦を演じての3着でした。

2走前は同じく京都ダート1200、やや軽い馬場で、11.9-10.8-11.7-12.1-12.4-12.6-12.8  34.3-37.8という消耗戦。中段やや後ろで進め、4角で仕掛け始めるも直線入り口で進路が狭くなってしまい、ワンテンポ遅れて加速することになりましたが、ゴール前で差し切り勝ちを収めました。エンジンがかかってからの持続力、そして質の高さも見せる結果となりました。

3走前の阪神ダート1400は前目に行きすぎた感もあり、今回は中段あたりにつけるのではないかなと思います。内枠であったことが影響した可能性もあるので、今回の枠、そして並び的に揉まれずに進められそうな今回も面白いと思います。


◯パッシングブリーズ

後半勝負に徹する馬です。7走前の500万から勝ちあがったレースは、標準馬場の京都ダート1200、12.4-11.0-11.5-12.0-12.3-12.7  34.9-37.0という消耗戦の流れを後方追走。4角で上手く外へ誘導し、直線外から一気に差し切りました。1.11.9という時計もそこそこ優秀です。

昇級後は噛み合わないレースが続いています。前走の夙川特別(阪神ダート1200)は、12.4-11.1-11.7-11.9-11.8-12.4  34.2-36.1という、中盤でやや緩んでからの再加速戦でした。これを後方から進めるも11.9の地点でインに突っ込んでブレーキ。4角で進路を確保できず、直線で再加速を要求されてジリジリと伸びての7着でした。

2走前は状態面、3走前は府中の上り坂での加速でキレ負け、4走前は仕掛けどころで故障馬を回避するロスがあっての5着でした。

500万条件時代は掲示板付近をうろうろしている馬でしたが、相手はそこそこ骨っぽいところとやっていたので、実力は確かなものがあります。阪神1400で外目の枠に入るのもかなり久々で、脚をしっかり出し切るレースができれば、ここでも通用するはずです。


▲アキトクレッセント

11ヶ月半ぶりの出走がどうか、ですが、この馬はもともと良質なスピードの持ち主で、今回の条件は合いそうな感はあります。3歳時ですが昇竜ステークス(中京ダート1400)を勝った時は12.2-11.1-11.3-12.0-12.3-12.2-13.1  34.6-37.6という消耗戦の流れを番手から抜け出しての圧勝でした。ノボバカラノンコノユメあたりと対等にやりあっていた馬で、状態が万全ならここでも通用するはずです。しっかりとゲートを出て、前々から押し切るレースに期待です。


△プレシャスルージュ

芝スタートのほうがゲートが安定している印象を受けます。5走前に1000万を勝ち上がったレースは高速ダートの中山1200、11.8-10.4-11.2-11.6-12.0-12.8  33.4-36.4の消耗戦でした。この流れを先行し、3番手から抜け出して1.09.8の好時計での勝利でした。

近走は出遅れが目立っており、今回も内枠でやや不安があるのでこの評価です。


△エイムハイ

足りるかどうか、というところですが、差し馬からこの馬もピックアップしました。前走は昇級初戦の阪神ダート1400。時計はやや速めで、12.4-10.9-11.9-12.6-12.6-12.3-12.2  35.2-37.1という中盤緩んでの再加速戦。中段内目で進めるも中盤の12.6-12.6という中弛みに巻き込まれてブレーキ、さらに直線では進路がなくただなだれ込む形になりました。

2走前の500万を勝ち上がった福島1700も高速ダートでしたし、今回はスムーズに流れに乗って脚を出し切ってなんとか3着に突っ込んできて欲しいです。


△リリーウイナー

2走前当該コースで原級勝ちを収めています。しかし今回はテンがそこそこ速い馬が揃っており、2走前ほどラクじゃないかな、と思うのでこの評価としました。


コパノリスボン、トーコーグリーン、ララパルーザ、スパイラルステップまでは手広く抑えておきます。