大学生の短距離メイン競馬予想

予想をつらつらと。マイル以下が好きなので主にマイル以下を予想します。

2/7 京都10R 山城ステークス(1600万下)予想

京都芝・1200m

京都の馬場状態ですが、時計はやや出やすい状況のようです。昨晩の雪か雨がどこまで影響しているかが気になるところですが、今の時点で降ってないようですし、そこまで大きな影響はないと思います。


さて展開ですが、鮫島弟騎乗のエリーティアラがハナを奪うのではないかな、と思います。トータルヒートも先行馬ですが、テンがそこまで速くないので無理はしないと思います。クリノコマチもハナを切るタイプではありません。

隊列はスムーズに決まり、京都1200らしく3コーナーでペースは落ち着くでしょう。前後半34〜34.5秒フラット、前後半の差±0.5秒のミドルペースを想定します。トップスピードの持続力を持つ馬を狙います。


◎フォーチュンスター

◯カシノワルツ

▲モンマックス

トーセンラー

△エリーティアラ

△クリノタカラチャン

△ローガンサファイア

△プレイズエターナル


◎フォーチュンスター

6走前の彦根ステークス(京都1200)は稍重表記ですが字面よりは時計が出る馬場でした。34.9-34.1のスローペース、11.1-11.4-11.3-11.4という流れで、ややトップスピードの持続力を問われる展開。最内からスタートを決めて2〜3列目内を確保。直線ではやや窮屈になるもトップスピードに乗ってからはしぶとく、ティーハーフやプレイズエターナルに食い下がっての3着でした。また、このレースからさらに2走前の朱雀ステークス(京都1400)では、35.7-33.8のスローペース、11.4-11.5-11.0-11.3というトップスピードの持続戦。まずまずのスタートから2〜3列目内を確保、直線で先頭列に並んで抜け出すかと思われましたがシェルビーにイン強襲を食らっての2着でした。

トップスピードの持続力が持ち味なので、京都1200の成績が良いのも頷けます。シェルビー相手でもポジション差があったにせよ勝負になるレベルのものを持っています。3走前はちょっと長いマイルな上にオーバーペースで度外視可能。2走前はコーナー外外回ってねじ伏せなければならない展開で、厳しいレースとなりました。前走もポジションが良くない上に中山らしからぬ中盤緩んでの再加速戦だったので、苦しかったです。3コーナーからの下り坂でトップスピードに乗せてなだれ込む展開ならここでも信頼できます。


◯カシノワルツ

京都1200は初ですが、噛み合う条件は揃ったかな、と思います。前走のサンライズステークス(中山1200)は、34.0-34.2のミドルペース、11.2-11.3-11.1-11.8という流れをまずまずのスタートから中団前を追走。前が4コーナーで11.1という刻む中、大外を回らされて脚を使い果たし、失速しました。この展開で後ろから、しかも外を回ってどうにかなる馬ではありません。

トップスピードの持続力が武器で、序盤あまり無理をしなければ後半の脚を引き出すことができます。あまりにもハイペースになると厳しいですが、今回はペースが上がりにくい京都1200。さらに3コーナーからの下り坂で勢いをつけて直線へ向く形も加速力に乏しいこの馬には追い風になります。内を立ち回って、スムーズに加速できれば十分勝負になります。


▲モンマックス

3走前の浜松ステークス(中京1200)は34.0-34.5のややハイペース、11.4-11.5-10.8-12.2という流れを6番手追走。直線の坂で11.5-10.8という加速を求められるも対応できず失速しました。加速力に乏しいので今回の京都の3コーナーにある下り坂は追い風になるはずです。

またこの馬はペースが上がりきると良くなくて、2走前のクリスマスカップ(中山1200)は33.2-34.9というハイペース、10.9-11.3-11.7-11.9という流れを中団追走するもラストはジリジリとなだれ込むだけでした。トップスピードを問われたほうが良いのは6走前の1000万下を勝ち上がった京都1200からも明らかです。34.5-33.9のややスロー、11.2-11.4-11.2-11.3という流れ。先頭集団後ろから4コーナーからやや外目に持ち出して序盤はジリジリでしたがトップスピードに乗ったラスト1ハロンではしっかりとキレました。

ペースが上がりにくそうでさらに最内という条件が揃った今回、積極的に狙ってみます。


トーセンラー

前走のサンライズステークス(カシノワルツ参照)は中団前を追走、4コーナーで外へ誘導していくもここで前に11.3-11.1という加速で出し抜かれました。しかし外へ出してトップスピードに乗せてからは良く伸びており、差をつめての5着でした。序盤無理しなければ脚を引き出せる馬で、アルテミスステークスでもスローペースを前々から進めてラストそこそこのトップスピードの持続力を見せていました。ただ良質なトップスピードを持っているわけではないので、直線序盤はキレ負けそうです。ラスト1ハロンでどこまで詰められるかが焦点です。


△エリーティアラ

ペースが上がり切りそうにないという想定の中で、ハナを切って前々から脚を引き出されると怖いです。2走前の醍醐ステークス(京都1400)は35.7-34.2のスローペース、11.6-11.5-11.1-11.6という流れを番手追走。直線では前をとらえられず、さらに差されての3着でした。シンデレラボーイをおさえてそこそこのトップスピードの持続力を見せましたが、かなり離されての3着なので、そこまで高いパフォーマンスではなかったと思います。

この馬はそこそこのハイペースについていって、そこからのひと脚を使えるスピードがあります。3走前の芦屋川特別(阪神1200)は33.8-35.1のハイペース、10.9-11.2-11.8-12.1の流れを番手で進め、直線ジリジリと抜け出してのこり100mでグイッとひと伸びしての完勝でした。

そこそこのトップスピードの持続力を持っていますが、フォーチュンスターなどのようなレベルではないので、勝つためにはペースをやや速めにコントロールするしかありません。消極的なおさえです。


△クリノタカラチャン、ローガンサファイア、プレイズエターナル

ここまでおさえておきます。