大学生の短距離メイン競馬予想

予想をつらつらと。マイル以下が好きなので主にマイル以下を予想します。

東京11R 根岸ステークス(GⅢ)予想

馬場状態ですが、今日も軽く、時計が出やすい状態と思われます。


展開ですが、シゲルカガがハナで間違いないと思います。タガノトネールもテンが速いので、シゲルカガの直後もしくは外でしょうか。モーニンはデビュー以来芝スタートしかつかっておらず、ダートスタートでポジションをしっかりと取れるかはわかりませんが、すんなり取ってしまう可能性も十分あります。前半はそこそこ流れてコーナーでやや緩み、残り3ハロン地点からの仕掛け。前半の追走で脚を使わされないスピードと、持続力を重視します。


◎タールタン

プロトコル

▲タガノトネール

△レーザーバレット

△アンズチャン

△サクラエール

△モーニン


◎タールタン

前走の2015ファイナルステークス(阪神ダ1400)は34.4-36.9とハイペース、11.6-11.9-11.9-13.1という流れ。5番枠からそれほど良くないスタートでしたが押して押して先行集団の直後を確保。直線ではインで前が壁になりましたが、前が開いてからはトップスピードを見せ、外から強襲のサクラエールを振り切っての勝利でした。脚抜きの良い馬場でトップスピードに乗せてからは非常に強い馬で、また前半34.4の流れを先行集団の後ろから追走しても脚を削がれないスピードも備えています。

ワイドバッハが勝ったエルコンドルパサーメモリアル(東京ダ1400)も脚抜きの良い馬場、34.4-36.8のハイペース、11.8-12.0-12.4-12.4という流れを4.5番手追走、直線で抜け出すも後方待機していたワイドバッハに差されての2着でした。上位陣はワイドバッハ、ゴールスキー、キクノストーム、シセイオウジといった差し〜追い込み馬が占めており、その中で2着に粘りこむスピードを見せました。

今回は内のメンバーを見てもそこそこの位置をとれそうで、3列目くらいを確保できれば期待できます。


プロトコル

前走の錦秋ステークス(東京ダ1600)は47.0-49.3のハイペース、11.5-12.4-11.9-12.0-12.6-12.8と、コーナーで一旦緩んでからの再加速戦でした。この流れで中団追走、コーナーで前に出し抜かれますがジリジリと伸びての勝利でした。この馬は加速に時間がかかるため、1400くらいである程度流れる展開のほうが良さそうです。2走前モーニンに敗れていますが、ラスト2ハロンでの再加速戦で、苦しい展開でした。脚色が良く見えませんでしたがそれでも2着に突っ込んでこれる持続力とスピードがあります。距離短縮&ダートスタートを味方につけて頑張って欲しいです。


▲タガノトネール

ハイペースでもラストの一足を使えるという、スピードに非常に長けている馬です。前走の武蔵野ステークス(東京ダ1600)は、34.4-36.5のハイペース、12.1-12.1-11.9-12.5という流れを2番手で進め、モーニンに2馬身差をつけての2着でした。最後に差してきたノンコノユメはポテンシャル・トップスピード持続力面でかなりの実力馬なので、この2着は非常に強いものでした。レースメイクが上手い田辺が騎乗するので、ペースを引き上げて後続に脚を使わせて、粘りこみに期待します。あまり調整過程が良くないという噂がありますが、、、能力だけならメンバー中トップだと思っています。


△レーザーバレット

前半無理せず進めて後半のポテンシャルを引き出してくる馬で、前走の不良馬場の兵庫GTでは後方から外を回して、脚抜きの良い馬場巧者のドリームバレンチノに勝利するというパフォーマンスを見せました。昨年のハイレベルだった根岸ステークスでもラスト見せ場を作っています。

枠は少し外すぎるかな、というのはありますが、前半無理せずに進め、後半勝負に徹すれば面白いと思います。


△アンズチャン

2走前はかなりハマったと思っています。というのも、最後方ポツンしていましたが11.7-12.5-12.3-11.7-12.1という4コーナーで大きく減速する流れだったため馬群にとりつくことができました。結果、前との差が詰まり、差し切ることができたと思います。今回も同様の流れになる可能性はありますが、あそこまで大きく緩むメンバーとは思えませんし、差し損ねる可能性も考慮して人気ほどの信頼は置けないと判断しました。


△サクラエール

東京替わりは歓迎したいです。トップスピードに乗せてからの持続力は優れていて、前走の2015ファイナルステークスは外を回しながらも最後はタールタンに迫る勢いでした。ただ今回も外を回らされそうで、また差し損ねる可能性を考慮してこの評価としました。


△モーニン

デビュー以来すべて芝スタートでしたが、今回は初のダートスタートです。すんなりこなす可能性はありますが、プロトコルとの差はそんなにないと見ています。また、使える脚がそこまで長くないと思います。というのも、前走以外すべて2ハロン戦であり、崩れた前走は3ハロン戦に近いものだったからです。ここでタガノトネールに差をつけられているわけなので、人気ほどの信頼は置けません。崩れたといっても3着に残ったことは評価できるので、おさえてはおきます。


あとはアドマイヤロイヤルもおさえます。

△馬はあまり評価に差はないので、順番が評価順になっているわけではありません。