大学生の短距離メイン競馬予想

予想をつらつらと。マイル以下が好きなので主にマイル以下を予想します。

12/27 中山11R 有馬記念(GⅠ)予想

金曜日の段階で雨が少し残ってはいましたが、昨日の様子を見るに馬場の状態は良さそうです。イメージとしては軽めの馬場でいいと思います。


展開はリアファルかキタサンかどちらがハナを奪うか、というのが気になるところですが、それよりも気になるのはラブリーデイの直後にどの馬がつけるのか、です。8番から内ではラストインパクト、アドマイヤデウス、ゴールドアクター、ワンアンドオンリーといった馬がラブリーデイの直後を確保しようとしていると思います。そして恐らく、この中で詰まる馬が現れるはずです笑

ゴールドシップが勝つには捲らないといけないわけですが、3〜4コーナーで捲るのは難しいと思います。というのも、前の2頭がペースをコントロールする展開を予想しているので、4コーナーで速めのラップを刻むのが見えてるからです。ゆえに捲るにはホームストレッチから向こう正面中程までのペースがまだ緩い段階で押し上げていくしかないですが、果たして内田にその意識があるのか、微妙なところです。


◎リアファル

ワンアンドオンリー

▲ラブリーデイ

△ルージュバック

ラストインパクト

△キタサンブラック

△サウンズオブアース


◎リアファル

菊花賞では先頭列で直線を向くも、キタサンブラックとリアルスティールの加速力、ギアチェンジ能力に屈した形で、それでも最後までバテずに伸びてきていたので強い競馬だったと思います。

初芝だったマレーシアカップを振り返ります。中京2000、64.3-59.1のドスロー、12.8-12.0-11.5-11.1-11.4と二段階加速するようなレース。ハナを切ってペースをコントロールし、徐々に加速してラスト2ハロン地点で11.1を刻むトップスピード戦で勝ちきりました。重馬場表記の中、前々から上がり2位の脚を使えるトップスピードの持続力の高さが光りました。

神戸新聞杯(阪神2400)は62.4-58.5とスロー、12.4-12.0-11.0-11.4-11.7という流れを先頭から押し切って勝利。仕上がり途上とはいえリアルスティールを押し切ったこのトップスピードの持続力は並ではありません。

近年の有馬記念は、コーナーで速めのラップを刻み、トップスピードの持続力が多少問われる場合があります。前々からトップスピードを引き出せるこの馬にはぴったりです。ポテンシャル面も菊花賞で見せており、ある程度のロングスパート気味な展開なら十分こなせます。残り1000から徐々にペースアップし、4コーナーで速いラップを刻んでそのまま粘りこみに期待です。


ワンアンドオンリー

前走は復調の兆しが見えます。トップスピードの持続力に長けている馬で、さらに機動力もある(あった)馬です。ダービーで見せたギアチェンジからのトップスピードの持続力は素晴らしいものでした。前走先行したことが生きると思うので、浜中にも前々から進めてもらい、ラブリーデイの外を意識してそこからのスパートなら。父親のようなレース運びで一発に期待です。


▲ラブリーデイ

ゴリゴリのポテンシャル戦以外に不安な要素があまりありません。前々からのトップスピード持続力は脅威です。ゲートも上手いので、逃げる二騎の後ろを意識して2〜3列目を確保し、そこから内を捌いてくれば。


△ルージュバック

そこそこポジションとれる馬です。オークスでも前目につけて、11.3-11.6-11.9という流れを2着に粘りこみました。持続力を生かしてスムーズに進められる外枠を味方に、ラブリーデイの外から攻めれば。


ラストインパクト

菱田君は昨年内で詰まったことが脳裏にこびりついていると思うので、ポジションをそこそことってくると思います。この馬がもっとも力を発揮できるのはロングスパート戦であり、そうなった場合はラブリーデイよりも強いと思っていますが、今回の予想している展開ではラブリーデイを上にとりたいです。あとはうまく捌けるか。8番から内の馬はどれか確実に詰まるとみているので、信頼はおけません。


△キタサンブラック

オーバーペースにならなければ。


△サウンズオブアース

ワンアンドオンリーと同じようなイメージで。ラブリーデイに迫った京都大賞典は非常に優秀です。