大学生の短距離メイン競馬予想

予想をつらつらと。マイル以下が好きなので主にマイル以下を予想します。

12/5 金鯱賞(GⅡ)の見解〜ディサイファ〜

2015年は重賞2勝と飛躍の年になりました。4勝目を目指しての出走です。



さて、おそらく秋天メイチだったと思われるので、果たしてお釣りがあるのか、、、?という疑問はありますが、それは置いといてまずは今年1つ目の重賞制覇である中日新聞杯から振り返ります。


開幕週にしては時計がかかり気味の馬場状態、ペースは61.6-59.6のスロー、11.6-11.7-11.6-12.7というロングスパートポテンシャル勝負の流れ。中団内で進め、4コーナーでやや押し上げて直線。一瞬窮屈になるも前が空くとジリジリと伸びてラスト1Fで差し切っての勝利。ペースが上がった4コーナーで内を通せたのは大きいですが、それでもポテンシャル面での高い能力を見せました。


続いて今年2勝目となった札幌記念を振り返ります。札幌にしては時計の出やすい高速馬場、ペースは58.9-60.1とハイペース気味で11.9-12.0-12.1-12.1という全くトップスピードの問われないポテンシャル勝負。今回は2.3番手につけて、4コーナー番手外でガシガシ追いながら直線。トウケイヘイローをかわして後続の殺到を振り切っての勝利でした。内が有利で前が止まらない馬場というわけではない中で、トウケイヘイローの刻む速めのペースを番手で進めて押し切ったレース内容は非常に優秀だと思います。


一方で3着に敗れたエプソムカップ、2着に敗れた毎日王冠はともに高速馬場のラスト3F最速トップスピード持続戦。いい脚を使って伸びてきてはいますが、もう一押しが足りません。


13年の高速馬場の福島記念は11.2を刻んだ4コーナーで大外を回して前との差を詰めきれずに4着、その後オーシャンブルーが勝った中山金杯でポテンシャルを生かして3着。このように、ポテンシャルが問われると力を最大限生かすことができます。馬場も高速馬場よりは時計がかかったほうがいいと思います。それでも、敗れたとはいえ毎日王冠エプソムカップも馬券には絡んでいるわけで、弱点は非常に少ないです。


秋天のお釣りがあるのか、という不安はありますが、条件や相手関係を見ればここは最上位の一頭に違いないので、馬券からは外せないと思っています。